無添加キャットフードにも添加されることがある塩

無添加だと思って購入したキャットフードでも、よく裏面の原材料表記を見てみると塩化ナトリウムと書かれているものもあります。キャットフードに塩を添加することに対しては、塩分の摂りすぎが心配されています。今、キャットフード塩分について心配している飼い主が増えています。

必要以上の塩分を含んだキャットフードを何年も食べ続けていると、高血圧やそれに伴う心臓病、腎臓病などの各種重大な疾患が懸念されるので気を付けたいところです。

この記事では市販されているキャットフードに含まれる塩化ナトリウムメリットデメリットについて書いていきます。

ドライフードには塩分が多い理由

猫のドライフードには、食いつきをよくするために塩や塩化ナトリウムといった表記で添加されることがあります。総合栄養食のキャットフードの原材料表記に含まれるミネラル類の中にもナトリウムは含まれ、各種ミネラルビタミン類とともにまとめて「ミネラル類・ビタミン類」と表記されていることもあります。

ドライフードは一度開封するとどんな保存方法をしていても取り出すたびに空気に触れ、どんどん酸化していきます。空気中の水分を吸収してしけってしまうこともあります。だからこそ、ドライフードには開封後は1か月以内に使い切りましょうという注意書きが書かれています。

最低限1か月間がおいしくドライフードを食べられる期限ですが、保管方法によってはそれよりも早く猫が食べたくないと判断するほど香りも風味も飛んで、脂が酸化したしけった固形物になってしまいます。

もともとこのような性質を持つドライフードですから、ウェットフードと比べると香りも飛びやすく食いつきは悪いようにできています。だから、食いつきをよくするために多めの塩化ナトリウムや香料などで猫の興味をひきつける作戦をとっている安いキャットフードが多いのです。

猫にもナトリウムは必要だけど、少量でいい

ナトリウムの過剰も怖いですが、少なすぎることでも問題があります。ナトリウムが欠乏してとカリウムとのバランスが崩れてしまうと、猫の体内の水分調整がうまくいかなくなります。

そうなると栄養や水分が全身に回らなくなってしまう恐れがあります。心臓や筋肉にも栄養がいかなくなって、最悪の場合心不全を引き起こすこともあります。

ですから、普段から過剰にキャットフードの塩分を控える必要はありませんキャットフードに含まれる最低限度の塩分濃度として定められている0.2%から、適正量の上限と言われる0.6%の範囲内に収まっていればたいていは問題を起こさないだろうといわれています。

この基準を大きく超えるようなキャットフードは、塩分過剰の問題が心配になってくるので避けたほうが無難です。

塩分過剰摂取を心配しすぎて、健康な猫に腎臓病の猫に処方されるキャットフードのような低塩分食を与えることは逆に危険ですので注意しましょう。極端に塩分を控えることは腎臓病の予防として有効ではありません。

健康な猫なら無添加キャットフードの塩分は心配不要

安くて品質が低いキャットフードほど、過剰な塩分が添加物や副産物とともに含まれている傾向があります。ですから、避けるのであれば低品質のキャットフードです。

ナチュラルキャットフード無添加キャットフードと銘打って販売されているキャットフードの多くは猫に必要な塩分基準値を守ったうえで必要最小限の添加をしています。

ですから、品質のいいキャットフードを選んでいる限り特に塩分について心配する必要はありません。

それ以上に注意するべきなのは、人間用に味をつけた食べ物を与えたり、過剰に塩分を含むおやつを与えすぎることです。そういった食品のほうがはるかに高い塩分を含むので与えるのはやめましょう。

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