キャットフードに含まれるビートパルプとは

安い価格帯のキャットフードには食物繊維としてビートパルプが含まれていることがあります。

ビートパルプとは、砂糖ダイコンから砂糖を作るときにできる副産物のことです。

副産物とはいえ、もとは植物であるビートパルプ、キャットフードに含まれていることに関する意見には安全だという人と、危険だという人とで議論が戦わされています。

ビートパルプが安全だという意見

ビートパルプは食物繊維として非常に優秀で、水溶性や非水溶性の両方の性質を併せ持つセルロースやペクチンを含みます。その食物繊維が猫の便秘解消に役立ったり、腸内細菌の栄養分となっておなかの調子を整えて下痢にも効果が期待されるという意見もあります。

これがあるからこそ、猫の毛玉ケアのキャットフードにはビートパルプが多めに含まれています。ビートパルプの豊富な食物繊維の力で毛玉を便と一緒に排泄することが目的です。

ビートパルプが危険だという意見

ビートパルプは生産国によっては残留農薬の危険があります。特に中国産のビートパルプにはもやもやとした不安を感じる日本人は多いはずです。場合によっては遺伝子組み換えのビートパルプが使われているかもしれません。

そして、ビートパルプは砂糖ダイコンからできているので、わずかではありますが糖分が残留しています。その影響で、ビートパルプを使用しているキャットフードは糖質が高くなる傾向があります。

特にコーンや小麦が主原料で、ビートパルプの配合量も多いようなキャットフードでは糖質の摂りすぎが心配になります。

食物繊維として猫のおなかの調子を整え、毛玉ケアにも役立つ一面はあっても

上記のような残留農薬や遺伝子組み換えの作物に対する不安

そして糖質の摂りすぎが問題視されています。

ビートパルプの不安を低減したビートファイバーとは

ビートファイバーというものもありますが、これはビートパルプとは作り方が違います。

砂糖ダイコンからとれる食物繊維だけを抽出したものをビートファイバーと言います。抽出する際にビートパルプのように硫酸系の薬剤を使用していないところに差があります。糖分も含まないので、ビートパルプに対してささやかれていた不安はビートファイバーにはありません。

無添加キャットフードの中でもハッピーキャットではこのビートファイバーが含まれています。

ビートパルプは安全なのか、危険なのか、結論まとめ

品質の良いキャットフードであればほぼ心配なし

ビートパルプをはじめ、どんな肉を使っているのかもはっきり明記されていないような安いキャットフードには常に不安が付きまといます。

しかし、すべてを明記しているような安全性を主張して生産している無添加キャットフードで粗悪なビートパルプを使用して台無しにしてしまっているメーカーは今のところありません

それどころか、ビートパルプ以上栄養価の高いグリーンピースなどの豆類を食物繊維として豊富に使用していることが海外の品質の良い無添加キャットフードによくみられる傾向です。(例えばファインペッツキャットフードなど)

タンパク質量を制限するために、豆類ではなくビートファイバーを使用して食物繊維源にしている無添加の腎臓病用キャットフードもあり、ハッピーキャットで販売されています。

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